❝人は誰でも、完璧な片づけを一度でも体験すると、人生がときめくような感覚を覚えます。そして、「片づけたあと」に人生がドラマチックに変化していくのを実感します。❞
(書籍:人生がときめく片づけの魔法 「はじめに」より引用)
本コラムは、実際の片づけ体験談をご紹介するインタビューシリーズです。
モノが少なくても、散らかっては片づけての繰り返しだった
現在、高校生の子ども2人と家族で暮らしています。我が家は、元々特にモノが多いわけでもなく、掃除・片づけに困ったこともなかったので、割と整理されている家だと思っていました。
それでもふと振り返ると、散らかっては片づけて、の繰り返しだったので、去年の末に重い腰を上げ、こんまり®︎流メソッドに忠実に則って、「本当の意味で」片づけを終わらせることを決意しました。
「過去」ではなく「今」にパワーを与えてくれるモノ
洋服の片づけを終えた時、着る服がない!と思うほどに減りました。
なぜかと言うと、それまで私は「買ったばかりの服だから」と思ったり、秘書をしていた”人生の華時代”に着ていたスーツは「今着るとピチピチだけど痩せたら着られるし」と言うように、”着られる、着られない”を基準に残していました。
でも、”ときめく服”はわずか数着だったのです。
また、写真の整理をしているときにも気づいたことがありました。
基本的に私はサバサバした性格で、過去の思い出に浸るタイプではないと思っていましたが、1枚1枚アルバムから剥がしてみると、自分の幼い頃から現在まで様々な年代の写真が出て、中には「なんでこんな写真とっておいたんだろう?」と思うのも沢山ありました。
これまでも厳選していたつもりのアルバムでしたが、4冊分が1冊分になりました。
片づけを終えて、
”過去にとらわれるのではなく、今の自分にパワーを与えてくれるモノがあれば良い。今を大事にしよう。”
そんな風に思えていました。
片づけたら自然と舞い込んできた新しいモノたち
片づけを終えたある日、ずっとお世話になっているお茶の先生から、お着物とお着物をしまう和ダンスをもらってくれないかとお声がけをいただきました。
実は、以前もお声をかけていただいたのですが「置く場所ないしなあ」と思い、気乗りもせず、やんわり断っていたんです。
でもこの時は、素直な気持ちで「ほしい!」と即答していました。
これは不思議なことですが、自由に使えようになったスペースに、「ときめくモノ」たちが自然と舞い込んでくるようになったのです。
片づけを終えることはゴールじゃない。ときめく日常の始まり
これまで我が家は、シンプルなデザインの家具でなんとなく統一してきたのですが、いざ和ダンスを置いてみると、自分がそういうデザインが好きだったことに気がつきました。
今の私のお部屋テーマは「和モダン」。
DIYで自分の好みの棚やキャビネットを作ったり、着物の生地を活かした絵を飾ったりして、少しづつ理想のお部屋に近づいています。
片づけをしたきっかけは、片づけを終わらせることでしたが、気づけば新しい自分の理想を見つけることに繋がりました。
今は自宅の変化を楽しみながら生活しています。
<鈴木美帆子プロフィール>
KonMari Media Japan株式会社
こんまり®︎流片づけコンサルタント事務局 運営担当
コミュニティーディレクター
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