❝人は誰でも、完璧な片づけを一度でも体験すると、人生がときめくような感覚を覚えます。そして、「片づけたあと」に人生がドラマチックに変化していくのを実感します。❞
(書籍:人生がときめく片づけの魔法 「はじめに」より引用)
本コラムは、実際の片づけ体験談をご紹介するインタビューシリーズです。
キッカケはある夫婦の表情の変化だった
ある日、結婚後の我が家に来た両親に「片づけ好きのあきこでも、こんなに部屋が汚くなるのか」、と言われてとてもショックを受けました。
収集好きの夫と、3人の息子と暮らしている私は、片づけても、片づけてもいつも驚くほど散らかっていたのです。片づけをきっかけに家族と喧嘩になることも多く、気がついたら「最後に自分が笑ったのはいつかなー」なんて思うように。そんな日々の中で、偶然、ネットフリックスのこんまりさんの番組を見ました。
第1話は夫婦・家族がテーマ。何より驚いたのは、片づけ術そのものではなく、片づける前と後のご夫婦の”表情”が全く違ったことです。
「これは”ただの片づけ”じゃない。私もこの方法で片づけをしたらまた笑えるかも」
そう、思ったのを覚えています。
古い写真に見つけた笑顔の私
片づけを開始してすぐに「こんまりサロン」に入会し、こんまりさんやサロンメンバーさんに相談をしながら片づけを進めていきました。
そして、最後のカテゴリーの思い出品に到達したときのこと。
好きなことをして、思いっきり笑っている自分が古い写真に写っていました。
その時、”自分って昔はもっと楽しんで生きてたんだ”と、ハッとしたんです。思い返すと、結婚するまでは、旅行に行きたくなったらその日に旅たつなど、やりたいことがあればすぐに挑戦していたのに、結婚後は「子供が第一、主人が第二、余裕ができて初めて自分のことを優先していい」と、必死で頑張っていることに気づきました。
しかもそれは、主人や子どもから強制されたのではなく、”こうでなければいけない母親像”を自分自身が勝手に作り込んでいて、苦しくなっていたのです。
本来のアクティブな私に戻れたとき
それからは、できるできないは別として、思ったことを家族に言ってみるようになりました。
例えば、結婚して子どもが生まれてから11年間、友人や同僚と夕食に出かけることや、
同窓会で家を留守にすることを申し訳なく思っていた私は、片手で数えられる数回しか夜に外出していませんでした。
でも今は、参加したいイベントがある時は、家族と相談し、うまくやれるようになっています。
去年アメリカからこんまりさんが東京でイベントをやると聞いたときは、北海道から東京まで日帰りで行くことを決め、家族に協力をしてもらいました。
また、こんまり流片づけコンサルタントの勉強のために東京に泊まりで講座を受講しに行ったことも、片づけ前では考えられないような、大きなターニングポイントになっていたと思います。
子どもから「ママ、楽しそうだね」と言われる充実した日々
私自身の片づけの中で、「このやり方で本当に合ってるのかな?」などの不安があったとき、誰かサポートしてくれる人を探していたのですが、当時はまだ北海道にこんまり®︎流片づけコンサルタントがおらず、心細い経験をしました。
片づけが終わったとき、私と同じように思う人の役に立ちたいという想いから、”北海道初のこんまり流片づけコンサルタント”を目指すことに決めました。
今では、個人の片づけサポートはもちろん、ワークショップを開いたりインスタライブやコンサルタント同士でのトークイベントなど様々な方法で、昔の私と同じような悩みを抱えるママさんたちの少しでもお役に立てるよう積極的に活動しています。
そんな私を見て家族からは、「ママ楽しそうだね」と言われています。私の心配をよそに、「次東京行くのはいつ?」と、どうやら私のいない男4人の時間を楽しんでいるみたいです(笑)。
これからも自分らしさを大切に家族と過ごして行こうと思います。
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