❝人は誰でも、完璧な片づけを一度でも体験すると、人生がときめくような感覚を覚えます。そして、「片づけたあと」に人生がドラマチックに変化していくのを実感します。❞
(書籍:人生がときめく片づけの魔法 「はじめに」より引用)
本コラムは、実際の片づけ体験談をご紹介するインタビューシリーズです。
こんまり®︎メソッドを知る前の私
こんまり®︎メソッドを知る前の私の部屋は、カテゴリー分けされていない服や小物や本が、あらゆる場所にひしめき、床にモノが転がっていました。
そんな部屋の状況を表すかのように、私の頭や心のなかも散らかっていて、そんな自分にいつも自信を持てずにいました。「でもさ」が口癖で「○○だからできない」、「○○より自分は劣っているから」と理由ばかりつけて挑戦さえせず、やりたいことに自ら蓋をしている日々でした。
選ぶ力が身についたからこそ、決断できた道
こんまり®︎流片づけでは、”ときめくモノを残す”という作業を繰り返し行います。
その選択方法を続けていると、モノだけでなく、自分は本当は何がしたいのか?、どのように生きていきたいのか?といったことを考えるようになり、自分の素直なときめく気持ちを大事にできるようになります。
そして、理由をつけてやりたいことを諦めるのではなく、どうしたら実現できるか?、どんな方法ならできるか?と実現に向けた方法を整理して探せるようになるんです。
当時大学生だった私は、片づけを終えたとき、大きな決断をしました。それは、就活を途中で辞めて、なりたかった保育士を目指して短大に行くことにしたことです。友人や家族に本当にその選択で良いのか?と、言われることもありましたが、小さいころから夢だった保育士、幼稚園教論をどうしても目指したかったことに、片づけを通じて気がつきました。
今となっては、子供が生まれるまで4年間保育士として働くことができ、この道を選択し、歩めて本当に良かったと思っています。
ときめきの先に見つけた、モノへの愛情
片づけで起きた変化は進路の選択だけではありませんでした。
ときめくモノだけを厳選することで、自分が選択したモノへの考え方、扱い方がだんだんと変わっていきました。
単に、”選んで、ときめかなくなったら終わり”、ではなく、自分が残したモノを”最後まで丁寧に大事に使ってあげたい”という愛情を強く感じるようになるのです。
「ダメなところがあるなら手放す」という考え方ではなく、大好きで大切なモノだからこそ、例えば穴が開いてしまったらパッチワークを施したりなどリメイクして使えるかな?とまずは考えて、最後の最後まで大事にできるようになりました。
180度変わった、私の選択
片づけ歴が長くなって、自分の選択を大切にすればするほど、最近では、私の選択には責任がある、という考えになってきました。
私1人の行動だとしても、地球に優しい、環境に優しい、という視点で新しいモノを選べば、”自分が選んだコトが社会のためになる”ことに繋がるのではないかと思うのです。
昔だったら、金額やデザイン、ブランド名でモノを買っていたのですが、今はそうではなく、その商品の背景を考えたときに、誰かの助けになるようなフェアトレードなモノや、地球をできるだけ汚さないオーガニックのモノを選んだりするようになりました。
もちろん自分の体に関わる石鹸や食べ物についても、昔とは考え方、選ぶモノは大きく変わって、他人と比較して自分を着飾ったりせず、自分らしく過ごしています。そうすることで不思議と、同じように考える方たちとのステキな出会いも沢山あり、楽しくて、嬉しくて、毎日がときめいています。
片づけを終えて何年もたったいま、社会と楽しくときめきながら繋がる道を模索しています♪
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